ユーロドル1.12台前半、底値から回復しじり高推移 (11/25夕)

25日の東京市場でユーロドルは小幅に反発。

ユーロドル1.12台前半、底値から回復しじり高推移 (11/25夕)

ユーロドル1.12台前半、底値から回復しじり高推移

25日の東京市場でユーロドルは小幅に反発。朝方1.1205レベルで取引が始まったユーロドルは早朝一旦1.11台に反落する場面もありましたが、すぐに買い戻され、以後東京時間19時過ぎの1.1229まで、ほぼ一方向にじり高推移しています。

昨晩海外市場では発表されたIFO企業景況感指数の不冴えや、ロシア・東欧をめぐる地政学リスクの高まり、ドイツにおけるロックダウン再開の噂等ユーロにとっての悪材料が重なりました。さらに米長期金利上昇によるドル買いも加わって、ユーロドルは心理的節目と目されていた1.1200を割り込んで下落。米国時間にかけて約1年5ヶ月ぶり安値となる1.1186をつけています。引けにかけて小幅に反発するも頭は重く、1.1200レベルで東京時間につなぎました。

テクニカルにはユーロドルは2020年3月安値1.0636から2021年1月高値1.2349までの上昇の61.8%戻しに当たる1.1290を下抜け、同76.4%戻しの1.1040をターゲットにユーロ売り地合いが継続中。上方向も1.1325の転換線までチャートポイントが見当たりませんが、戻りは弱く、今のところは一時的なスピード調整の域を出ていません。

序盤の欧州主要株価指数は堅調推移。本日は感謝祭で米市場が休場となるため米経済指標の発表等はありませんが、21:30に10/28のECB理事会の議事要旨の発表が、22:30にはラガルド総裁の講演が予定されています。
緩和的金融政策の転換期を迎えた米国と、引き続き緩和を継続せざるを得ない欧州という現在のユーロ安の根幹となっている前提に影響する何らかの材料が出た場合には、薄い市場での波乱も予想され、一応警戒が必要です。

ユーロドル1.12台前半、底値から回復しじり高推移

ユーロドル日足

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