ユーロドル、じり安後に欧州でのコロナ感染再拡大懸念で急落(11/19夕)

19日の東京市場でユーロドルは1.13台後半での小動き。

ユーロドル、じり安後に欧州でのコロナ感染再拡大懸念で急落(11/19夕)

ユーロドル、じり安後に欧州でのコロナ感染再拡大懸念で急落

19日の東京市場でユーロドルは1.13台後半での小動き。朝方1.1373レベルで取引が始まったユーロドルは日中じり安推移し、1.1350近辺まで下押ししましたが、東京時間は1.1350割れを回避しました。しかし、夕刻欧州勢参入とともに急落、一気に1.13を割り込み、一時1.1283の安値をつけています。同時間帯に米株先物が急落していますが、タイミング的にはユーロの急落のほうがやや早かった模様です。東京時間19:00現在は1.1299レベルでの取引。

市場では欧州地区でのコロナウイルス感染再拡大が懸念材料となっており、ユーロ、欧州株の頭を抑えています。来週からオーストリアが一部地域での20日間のロックダウンを開始するほか、ドイツでも昨日1日当たりの感染者数が過去最大を記録、段階的規制強化に移行するとしており、状況によっては再度ロックダウンが行われる可能性も出てきています。

昨晩の海外市場では、ユーロドルは前日東京時間の急落からの買戻しの流れが継続、1.1320台から米国終盤には1.1370台に上げて、高値圏で東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルはユーロ安地合いが継続しており、本日の急落で1.13を割り込んだことから、一昨日東京時間につけた年初来安値1.1264を再度うかがう動きとなりつつあります。
序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面安。今晩この後は重要な経済指標の発表などは予定されていません。

ユーロドル、じり安後に欧州でのコロナ感染再拡大懸念で急落

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