3. 閑散相場の中、円高、株反落（2016年8月15日）

閑散相場の中、円高、株反落（2016年8月15日）

お盆休みに入っている本日の東京市場は取引閑散。為替相場ではドル売り優勢、日本株は材料難の中反落しました。

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閑散相場の中、円高、株反落（2016年8月15日）

閑散相場の中、円高、株反落

東証の取引高は二年四ヶ月ぶり低水準

お盆休みに入っている本日の東京市場は取引閑散。為替相場ではドル売り優勢、日本株は材料難の中反落しました。

前週末の海外市場では、米国小売売上高が不冴えな数字であったことから、米利上げ期待が後退。米株式は軟調に推移し米ドルも売られた流れを受け、本日東京市場のドル円も101円台前半での取引に終始しました。
朝方発表となった日本の4-6月のGDP速報値は季節調整済みで年率0.2%の増加とかろうじてプラスは維持したものの、市場予想の0.7%には及ばず期待はずれの内容。
日経平均は全般的に材料難の中、低いGDPと円高を嫌気して反落、終値は50円安の16,869円でした。尚、本日の東証の取引高は約二年四ヶ月ぶりの低水準であったとのことです。

米経済指標、雇用統計以外は良いもの無し？

市場は夏休みピークにオリンピックが重なり参加者が減少する中、散発的な材料に値の飛びやすい状況となっています。
結局このところの米指標は雇用統計以外あまり目立ってよいものが見当たらず、年内の利上げについても懐疑的な見方をする向きも出始めています。
今週いっぱいは夏休み相場が続くものと思われますが、思わぬ値動きには引き続き注意が必要です。

今晩は21:30にニューヨーク連銀製造業景気指数の発表があります。
序盤の欧州株価指数先物は概ね堅調に推移。

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