NY原油アップデート(2016年8月3日)

原油価格がじり安の流れを続けています。前回のNY原油(WTI)のコメントは7月8日でしたが、

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NY原油アップデート(2016年8月3日)

NY原油アップデート

原油じり安

原油価格がじり安の流れを続けています。前回のNY原油(WTI)のコメントは7月8日でしたが、その時点で「45.80以下で引けると長期的な上昇トレンドの流れが変化する可能性」について触れ、実際に現時点では40ドル割れの水準となっています。

NY原油は期近が中心限月で、毎月の限月交代時にはコンタンゴによるプレミアムで取引価格がギャップアップを繰り返してきましたが、そのプレミアム分を含めても着実な下落となっています。年初来安値(26.05ドル)から6月高値(52.28ドル)までの動き、そして本日までの下げを日足チャートでご覧ください。

              原油日足

              原油日足

テクニカルな観点からは原油はそろそろ下値目途

赤い水平線を見ていただくとわかりますが、現在の水準はちょうど半値(39.17ドル)に相当する水準で、ここまでの下げの動きとしてテクニカルなターゲットとなる水準です。もう少し下だと、61.8%押しの36.07ドルがあり、同水準は4月に下押しが入った時の水準と重なります。

最近では原油価格の下落がすぐにリスクオフに結びつくことは無いものの、40ドルを割り込みはじめ、逆に市場参加者が不安を感じる水準でもあります。そこで、テクニカルな観点からは、そろそろ下値の目途に近づいているということは知っておいても良いと思います。

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