日本株続落、ドル円101円挟み(2016年8月3日)

米経済指標の不冴えと原油安、さらに次回金融政策決定会合での政策点検をめぐり日銀の金融緩和縮小観測が一部で出たことで

日本株続落、ドル円101円挟み(2016年8月3日)

日本株続落、ドル円101円挟み

米指標の不冴え、原油安、日銀金融緩和縮小の思惑

米経済指標の不冴えと原油安、さらに次回金融政策決定会合での政策点検をめぐり日銀の金融緩和縮小観測が一部で出たことで長期金利が軒並み上昇したことが加わり、本日の東京市場では株価が下落、円も101円をはさんでの円高水準での取引に終始しました。
日経平均は前日比308円安16,083円で終了しています。日中、朝方に北朝鮮が日本の排他的経済水域に弾道ミサイルを着弾させ、日本政府が厳重に抗議したとの報道も流れましたが相場に直接の影響はありませんでした。午後には「第3次安倍再改造内閣」が発足します。

米経済指標に引き続き注目

米国発の景気の先行きへの懸念が各国の金融市場への重石となっている状況が続いていますが、今のところスパイラル的な円高株安とまではなっておらずまだ調整の範囲といえます。今週末の米国雇用統計をはじめ米国の経済指標に注目が集まります。
夕刻には浅川財務官が「為替相場に一方的で投機的な動きが見られる」「必要な場合にはきっちり対応する」などと発言していますが為替相場への影響は限定的でした。

今晩は20:00にMBA住宅ローン申請件数、21:15にADP雇用統計、23:00にはISM非製造業景況指数と比較的重要な経済指標の発表が続きます。
GDP以降予想を裏切る弱い数字が続いているだけに、この辺で流れが変わるような計数が出てくるかが注目されます。
序盤の欧州株価指数先物はおおむね堅調に推移。

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