オリンピック通貨検証(2016年8月17日)

今回のオリンピックは日本勢が大活躍ですが、日程的には終盤に入り来週月曜には閉会式です。

キーワード:

オリンピック通貨検証(2016年8月17日)

オリンピック通貨検証

オリンピック開催国の通貨は買われる

今回のオリンピックは日本勢が大活躍ですが、日程的には終盤に入り来週月曜には閉会式です。

さて、オリンピックとFXというとピンとこない方もいらっしゃると思いますが、昔からよく言われるジンクスにオリンピック開催国の通貨は買われやすいというものがあります。これは、オリンピックで国内の景気が良くなり、また開催日程中は多くの選手や観戦客が海外から訪れるためと、それなりに納得できる背景があります。

果たして、ブラジルの通貨であるレアルの動きはどうなのか、今年に入ってから本日までの動きを日足で見てみましょう。上段がドル/レアル、下段に参考までにドルインデックスを表示しました。

 
       ドルレアルとドルインデックス日足

         ドルレアルとドルインデックス日足

年始から4月下旬まではドル安、5月以降はドルが買われる中でもレアル高

こうしてみると年始から4月下旬まではどちらもドル安であったのに対して、5月以降はドルが買われている中、対レアルではドルが売られブラジルレアル高に動いていることがわかります。

ブラジルは、南米最大の面積と人口、経済規模を誇りますが、政治の停滞や景気悪化の影響もあり昨年9月には対ドルで史上最安値を付けていました。今年に入ってからもオリンピック開催も危ぶまれるような時期もありましたが、政治経済ともに着実に改善し、オリンピック開催も手伝って、かなり盛り返していました。

実際に上のチャートを見ると、年初から一貫してレアル高(ドル安)の動きを示していて、今回もオリンピック通貨は買われたと言ってよいでしょう。

ブラジルレアルは、FX業者によっては取引可能ですし、新興国通貨の中でもメジャーな通貨ペアのひとつです。金利も高い(政策金利14.25%)ので、高金利通貨狙いの方は一度研究してみることをおすすめします。

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る