NY原油 7月8日アップデート
WTI7%下落
昨夜のNY市場ではEIA週間石油在庫統計発表後に、在庫減少が思ったほどでは無かったためにWTIが急落する動きを見せました。NY市場前場の高値48.25ドルから44.87ドルまで3.38ドルの下落、率にすると7%になりました。
今夜は米国雇用統計もあり、まだ確定では無いものの本日(週末終値)のWTIが45.80以下で引けると長期的な上昇トレンドの流れが変化する可能性があります。次の期近つなぎ日足チャートをご覧ください。
WTI日足
NY終値での45.80維持がキー
1月と2月のダブルボトム以降、WTIは上昇トレンドを続け6月高値から直近1か月は調整局面と考える参加者がまだまだ多いように思います。しかし、既に高値を付け下降トレンド(ピンクの平行線)に入っているリスクもあるため、本日の終値は注意が必要です。
上記チャートに表示されているのは、3週高値移動平均と3週安値移動平均のトレンドに沿った方のみを表示したもの(HiLoアクティベータと呼ぶ指標)ですが、青い点線が下側にあるときは上昇トレンド、赤い点線が上側にあるときは下降トレンドを示します。
いまはザラバですが、45.53ドルと45.80を下回っているために、上側にも赤い点線が付いています。果たしてNY終値で45.80を維持できるかどうか、雇用統計と併せてチェックしておいてください。
関連記事
-
その他
Edited by:山中 康司
2016.07.06
1985年のポンド(2016年7月6日)
今昔物語にプラザ合意の時の手書きチャートを載せましたが、最近のポンドのニュースを見ていると、先週以降1985年以来の安値を更新といったセリフをよく見かけます。
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。