ランド円ショートコメント
まず、先週の振り返りですが「テクニカルな押し7.14レベルをサポートに、前週高値7.39レベルをレジスタンスと、やや上値が重たいもみあいという見方」をしていました。実際のレンジは安値が7.24レベル、高値が7.55レベルと、思った以上に強い動きとなり年初来高値を更新しました。
先週のランドは前週には利上げ思惑後退で上値が重かったのですが、経済指標が強かったことをきっかけにランドが上昇し、その上昇が年初来高値を上抜けさせてと、材料的にもテクニカルにも強い地合いとなりました。ランド円の7.55レベルは2020年1月以来の高値ですが、現状は2019年12月高値の7.81レベルを視野に入れる展開となってきたようです。
参考までにランド円の週足チャートをご覧ください。
現在は2020年安値からの上昇チャンネル(ピンク)の中で、昨年9月末からはサポートラインを切り上げ(青)上昇ウェッジの中での動きを続けています。現時点では上限に近いのですが、ターゲットは2019年12月高値(紫の水平線)となっているチャートです。
いつもの4時間足チャート(上からランド円、ドルランド、ドル円)もご覧ください。
先週木曜以降は高値圏でやや動きが鈍くなっていますが、3月8日からの上昇チャンネル(青)の中での動きとなっていて、3月8日安値を起点とした上昇N波動(ピンク)のターゲットとして、100%エクスパンションとなる7.69を目指していると見てよさそうです。いっぽうで下値は3月18日高値の7.44が参考になります。
今週は上記ターゲットを参考に、引き続き上昇トレンドを継続しやすく7.44レベルをサポートに7.69レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。
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