ユーロドル1.18試し、米株式先物につれた動き
25日の東京市場でユーロドルもみ合い後に下値を試す動き。朝方1.1813レベルで寄り付いたユーロドルは、東京時間では1.1804-28レンジでほぼ米株先物の動きにつれ小刻みに上下しました。夕刻欧州勢参入後にはややユーロ売りが優勢となり、1.1801まで下げを広げた後、東京時間18:00現在は1.1804の安値圏での取引です。
昨晩海外市場では、欧州圏でのコロナ感染再拡大への警戒感から欧州株が軟調推移。ユーロドルも前日に下抜けた200日線を回復できないまま、一時約４か月ぶりの安値となる1.1810まで下落しました。本日は更に下値を広げ1.1800を窺う動きとなっています。
3月下旬に入って、欧州を中心としたコロナ変異種の感染加速が景気回復期待に影を落とし、主要国の株価が調整気味に動いていることから、為替市場もリスクセンチメントに左右されやすい状況となっています。
テクニカルにはユーロドルは200日線を切って持合い下放れが鮮明となっており、節目の1.1800を下抜けると、昨年11月安値1.1603から今年1月高値1.2349までの上昇の76.4%戻し1.1779が当面のターゲットです。
序盤の欧州主要株価指数はスエズ運河がコンテナ船の座礁で閉鎖されていることから石油関連株が大きく売られ軟調推移。今晩この後は21:30に米４Q期GDP確報値、個人消費、および週間新規失業保険申請数の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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