ユーロドルもみ合いながら上昇。1.19台を回復
22日の東京市場でユーロドルは方向探りの中徐々に値を切り上げる展開。株式市場に先行き懸念が広がっていることに加え、週末にトルコ中銀総裁が解任されるなど、リスクセンチメントの悪化から、朝方ユーロドルは「窓」を開けて前週末より下げて始まりました。東京オープンも1.1874と前週末の1.19台前半から下げてのスタート。しかし、欧州時間に入って米株先物が反発したこともあり、1.19台を回復する動きとなり、東京時間19:30現在は1.1910レベルで取引されています。
先週末海外市場のユーロドルは、主要国の金融政策決定会合を通過後に株価が伸び悩みを見せたこと、欧州圏のコロナ変異種感染拡大が一部の地域で深刻化していることでユーロドルは軟調に推移、一時1.1874の安値をつけた後、終盤にやや持ち直し、1.1905で越週しています。
テクニカルにはユーロドルはやや高値、安値を切り下げたものの、先週同様下を200日移動平均線、上を21日移動平均線に挟まれての横ばい推移が続いています。いずれにせよ、リスクセンチメントに振り回される、方向感の定まらない動きはしばらく続きそうです。
序盤の欧州主要株価指数はまちまちの動き。今晩この後は22:00のパウエルFRB議長講演の他FRBの要人の講演が終夜続きます、また23:00には米2月中古住宅販売の発表があります。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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