ユーロドル材料難で米長期金利につれた小動き
16日の東京市場でユーロドルは小動きに終始。朝方1.1930近辺で取引が始まったユーロドルは日中は1.1925-40の狭いレンジで取引されました。夕刻、米国債10年物利回りが小幅に上下したのに合わせ、値幅を1.1914-46に広げましたが、大きな動きとはなっていません。先ほど発表された3月の独ZEW景気期待指数が76.6と事前予想を上回る改善を見せたことがユーロを若干はサポートしたものと思われますが、欧州主要国でアストラゼネカ社製ワクチンの接種中断が広がっているというマイナス材料もあって、ユーロの上昇は限定的です。
昨晩海外市場でもユーロドルは方向感の定まらない動きが続き、1.19台前半でのもみ合いに終始しました。明日のFOMC結果公表を控え、各市場とも様子見気分が強く方向感の定まらない動きが続いています。
テクニカルにも大きな変化なく、21日線と200日線の間での横ばい推移が継続していて方向感が出ていません。
序盤の欧州主要株価指数はほぼ全面高。今晩この後は21:30に米2月小売売上高、22:15米2月鉱工業生産、設備稼働率、23:00に米国1月企業在庫の発表があります。また本日から明日にかけ米FOMCが開催されます。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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