ユーロドル続落夕刻1.20割れ
2日の東京市場でユーロドルは軟調推移。朝方1.2045レベルで取引が始まったユーロドルは、序盤は横ばいで推移したものの、その後は断続的にユーロ売りがでて、ほぼ一方向に下落。その後夕刻欧州勢参入後に発表された独1月の小売売上高が事前予想前年比+1.7%に対し、-8.7%と予想外の悪化を見せたこともあり、ユーロ売りが一段と強まりました。ユーロドルは夕刻1.20を割り込んで1.1992の安値をつけた後、東京時間18:30現在は1.2005レベルで取引されています。
昨晩海外市場では仏中銀総裁が「ECBは正当な理由のない債券利回りの上昇には対応しなければならない」と発言したことが材料視され、また、米ISM製造業景況指数が予想外に好調だったことからユーロ売り、ドル買いともに強まりました。昨日東京時間には一時1.21に達したユーロドルは1.20台前半に下落。本日の下落分を合わせると約一日半で100ポイント強の比較的足の速い下落を見せています。
テクニカルにはユーロドルは本日一目均衡表の「雲」や90日線を下放れ、下落基調が鮮明化。2/5安値1.1952を下抜けると、一段の下落余地が広がります。
序盤の欧州主要株価指数はまちまちの推移。今晩この後は大きな経済指標発表等のイベントは予定されていません。
ユーロドル日足
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