ユーロドル続落1.2010をつけ年初来安値更新 (2/3夕)

3日の東京市場でユーロドルは本日も横ばい後に下落。

ユーロドル続落1.2010をつけ年初来安値更新 (2/3夕)

ユーロドル続落 1.2010をつけ年初来安値更新

3日の東京市場でユーロドルは本日も横ばい後に下落。朝方1.2035で寄り付いたユーロドルは日中方向感なく推移。一時1.2050の高値をつけましたが午後は軟調に推移し、昨日、一昨日と同様夕刻欧州勢参入後日本時間17時台に急落。一時1.2010の安値をつけた後東京時間19:30現在も1.2015レベルの安値圏で推移しています。

ユーロが下落した時間帯には仏独欧州圏のPMI確報値がおおむね上方修正の形で発表されており、19:00に発表された欧州圏の1月CPI速報値は前月比で予想外のプラス。欧州株も上昇して始まるなど、ユーロにとってサポート材料が多く出ている中での連日の下値試し。大きなドル買戻しの流れが生じていると考えざるを得ません。

テクニカルにはユーロドルは、ドル円とほぼ対称形のいびつなヘッドアンドショルダーが形成されつつあり、ネックラインの取り方にもよりますが、一番下に引いたラインでもちょうど本日安値にほぼ近い1.2008レベル。ここを下抜けても、近い水準に90日移動平均線(1.1991レベル)や11/4安値1.1603から1/6高値1.2349の半値戻し1.1976とサポートも多く、一旦はこのあたりでは下げ止まりそうです。
ただ、逆にこの辺のレンジをすべて下抜けると下げが加速しそうです。その場合ターゲットは「雲」下限の1.1956、フィボナッチ61.8%の1.1888、ヘッドアンドショルダー完成と考えた場合のターゲットであれば1.1820あたりとなります。

序盤の欧州主要株価指数はイタリアの暫定政権の首相にドラギ前ECB総裁が就任する可能性が高まったこと等を好感して全面高。本日この後は22:15に米ADP雇用統計、23:45に米PMI確報値、24:00にISM非製造業指数の発表があります。

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