オーストラリア 12月小売売上高の予想

発表1月22日、日本時間9時30分の予定です。

オーストラリア 12月小売売上高の予想

オーストラリア 12月小売売上高の予想

(発表1月22日、日本時間9時30分予定)

明日(22日)、豪州の12月小売売上高が発表されます。前回は予想を大きく上回る+7.1%(予+2.0%)となりました。12月は前月の反動と思われ、予想中間値で▼1.5%となっています。レンジは+4.7〜▼7.0%まで大きくばらつきあり、結果を見るまでは予断を許さない感じです。
下図を見ると、今回予想通りの数値になるとコロナ前の3月高値やコロナ後の7月高値を、依然上回っており、豪州での回復度合いは大きいと思われます。因みに、レンジ下限の▼7%になると、3月数値を下回ります。
尚、GDPベースでは予想通りなら、第4四半期は前期比+3.4%となり、GDPに占める消費の割合は60%程度ですので、かなりの回復となりそうです。

オーストラリア 12月小売売上高の予想

(1月21日11時現在)

小売売上高

小売売上高

2018年12月を100にしたもの
(2020年3月高値を上限にして赤い線、それ以前の高値2019年11月基準に緑の線を記載しています。今回予想は青矢印)

下図は豪ドル対米ドルの週足チャートです。昨日の豪州失業率で添付しました日足チャートは1日経過しましたが、昨日は陽線引けとなり、目先は0.7650〜0.7790レンジでの収斂となっています。
週足を見ると、A(=0.7485)とB(=0.8045)の豪ドル高トレンドラインを形成し、この間のC(=0.7745)に絡んで推移しています。今週はこのサポートを一度切れましたが、再び戻しており、明日のNY終値でCを越えるのか、以下なのかを確認する動きになります。切れて終わった場合はA方向ですが、万一Aを切ると、豪ドル高トレンドが怪しくなり、まず横サポートのD(=0.7435)を伺う流れになりそうです。

小売売上高 2枚目の画像

(2021年1月21日13:30、1豪ドル=0.7769米ドル)

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