オーストラリア 12月失業率(1月21日、日本時間9時30分発表予定)

明日9時30分に豪州失業率関連の指標が発表されます。

オーストラリア 12月失業率(1月21日、日本時間9時30分発表予定)

オーストラリア 12月失業率

明日9時30分に豪州失業率関連の指標が発表されます。

オーストラリア 12月失業率

(1月20日9時現在)

(1) 就業者数

前回11月数値は予想を上回り、10月に続き就業者はプラスとなりました。今回12月もエコノミスト中間値は5万人のプラスです。下図を見ると、コロナで大幅に落ち込んだ新規就業者数も順調に回復しており、昨年2月の13,000千人にあと僅かの90千人まで近づいています。経済規模は大きく違いますが、米国と比較して雇用は順調に回復しているようです。

(1)	就業者数

総就業者数推移
※赤い線はコロナ前高値(2月)を基準に引いた線、青の矢印は12月予想

(2) 失業率

11月の結果は6.8%で、予想より改善しました。コロナ後に最も改善した8月の6.8%まで戻っています。今回12月は更に改善する6.7%予想になっています。下図を見ると移動平均線も下がってきており、そのラインよりも下回っているので、今後はこの傾向が継続できるかになります。また、11月時点での中銀先行き見通しでは、2020年12月末が8%(前回10%)、2021年6月末が7.5%(前回9%)ですので、予想以上の改善を見せています。下図の青い矢印が今回の予想です。

(2)	失業率

下図は豪ドル・米ドルの日足チャートです。11月初旬底値から上げたラインA(=0.7740)とB(=0.7940)に支えられ豪ドル高となっていましたが、今週の月曜日に下抜けています。目先は豪ドル高からの調整入りとなり底値模索の流れにいて、C(=0.7650)とD(=0.7475)が目安になっています。現在のスポットが明朝まで続き、発表数値が悪いと売り材料と捉えられそうです。

上値方向はまずラインA以上への回帰、その後はE(=0.7790)の抵抗線を越えていくことが必要になります。

(2)	失業率 2枚目の画像

(1豪ドル=0.7716米ドル、1月20日12時34分現在) 

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