トルコリラ円ショートコメント(2020年12月28日)

先週のトルコリラは、24日までは前週高値圏でのもみあいを続けていましたが、注目の24日のトルコ中銀会合では、前回に続いて大幅な2.0%の利上げが行われました。

トルコリラ円ショートコメント(2020年12月28日)

トルコリラ円ショートコメント

まず、先週の振り返りですが「テクニカルに100%戻しをターゲットと見て、13.30レベルをサポートに13.80レベルをレジスタンスとする週」を見ていました。実際のレンジは安値が13.35レベル、高値が13.70レベルと、予想よりは上がりきらなかったものの強い地合いを続けた週となりました。

先週のトルコリラは、24日までは前週高値圏でのもみあいを続けていましたが、注目の24日のトルコ中銀会合では、前回に続いて大幅な2.0%の利上げが行われました。これは事前予想の1.0〜2.0%の上限であったことから、市場はトルコリラ買いで反応し、トルコリラは対ドルでは7.6533レベルから7.5235レベルへ、トルコリラ円は13.52レベルから13.70レベルへとトルコリラ高となりました。

その後も高値圏でのもみあいを続け、下げる動きとはなっていませんので、今週も年末を控えて大きな動きこそ期待できないものの、トルコリラは11月高値を試しやすいと言えるでしょう。今週は材料的には12月31日の貿易収支程度ですが、チャートでは短期的に上昇チャンネルの中での動きとなっていることから、下がったところでは買いが出やすい流れが考えられます。

いつもの4時間足チャート(上からトルコリラ円、ドルトルコリラ、ドル円)をご覧ください。

トルコリラ円ショートコメント

上述した上昇チャンネルをピンクのラインで示してありますが、レンジ的にはやや狭い印象です。下値はラインをやや下回る13.40レベルを見ておいたほうが良さそうです。また上値は11月高値をトライする流れを考え、13.40レベルをサポートに13.80レベルをレジスタンスとする週を見ておきます。

なお、次回更新はカレンダー通りで1月4日となります。

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