ユーロドル 小動きの中下値探り
週明けの東京市場でユーロドルは1.11台後半で推移。日中レンジは1.1151-68と動きは限られたものの、夕刻につけた安値1.1151は先週末の安値1.1155を下回り、下値を探る動きとなっています。
先週末の海外市場では今月23-26に実施される欧州議会選挙での極右・EU懐疑派台頭懸念、英国のEU離脱問題の難航がユーロの重石となり、また、公表されたミシガン大消費者信頼感指数の予想外の改善によるドル買いも加わり、ユーロドルは一段安となりました。
本日東京時間は材料難から方向性に欠け、上記安値更新後は小戻し。東京時間19:00現在は1.1160近辺で取引されています。
ユーロドルは先週4営業日連続で上値、下値を切り下げており下落基調が鮮明になっています。今晩は先週末どうにか踏みとどまった1.1150の攻防が予想され、これを割り込むと、5/3安値1.1135や4/26の年初来安値1.1112レベルが意識されます。一方上値は21日移動平均線が1.1192レベルにあって最初の抵抗線となります。
序盤の欧州株価指数先物は軟調推移。本日この後21:30にシカゴ連銀全米活動指数が発表されます。
ユーロドル日足
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