ユーロドル1.1250(訂正×1.2150)付近。レンジ下限エリアの境界と21日線絡み
23日の東京市場でユーロドルは引き続き方向感無く推移。
イースター休暇明けで各市場ともに再開してはいるものの動意に乏しく、日中のレンジは1.1242-1.1261と引き続きレンジ下限エリアとの境界である1.1250挟みの小動きが継続しています。
昨晩は休暇明けとなった米市場で公表されたシカゴ連銀全米活動指数、中古住宅販売件数などの経済指標が冴えず、ややドルが売られ気味となったことからユーロドルも1.1250を上抜け下限エリアを離脱する動きとなりましたが、日中に戻した形です。
市場は休暇明けとともに再会されると見られる英EU離脱問題の展開を警戒して様子見気分が強まっています。イースター休暇中に一部英紙は、保守党内でメイ首相に対する不満が高まっていて、今週メイ首相に6月末までの辞任を要求する見込みと報じています。
テクニカルには21日移動平均線が本日1.1250レベルにあってちょうど現スポット値と絡む形となっています。とはいえ、ではそれで相場がどちらの方向を目指していると占うことができるのかと問われても、どちらとも言えないと答えざるをえないのが現状。強いて言えば本日終値ベースで1.1250をしっかり上回って終了できれば、21日線と1.1250のラインが多少はサポートとして機能する可能性がある程度でしょうか。
序盤の欧州株価指数先物は概ね下落して始まっています。今晩この後は23:00にユーロ圏4月消費者信頼感速報値、米国4月リッチモンド連銀製造業景況指数、米国3月新築住宅販売件数。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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