ドル円、イースター休暇を明けても尚方向感見出せず(4/24朝)

昨日の海外市場でドル円は一進一退。東京時間に記録した安値111.65をボトムに切り返すと、NY時間序盤にかけて、一時112.04まで上値を伸ばしました。

ドル円、イースター休暇を明けても尚方向感見出せず(4/24朝)

ドル円、イースター休暇を明けても尚方向感見出せず

海外時間の為替概況

昨日の海外市場でドル円は一進一退。東京時間に記録した安値111.65をボトムに切り返すと、NY時間序盤にかけて、一時112.04まで上値を伸ばしました。しかし、同水準で伸び悩むと、クロス円の売りに押される形でその後失速。米新築住宅販売件数の予想比上振れなど、好材料も見られましたがドル円の反応は限定的となり、NY時間午後にかけて、111.76まで下げ幅を広げました。もっとも、日通し安値111.65を前に下げ渋ると、低調な米2年債入札を受けた米国債利回りの上昇や、クドロー国家経済会議(NEC)委員長による「米中通商協議の行方は慎重ながらも楽観的」との発言を背景に、引けにかけて再び反発。結局111.85付近まで戻してのクローズとなりました。

ドル円のテクニカル分析

イースターが明けてボラティリティは幾分戻りましたが、それでも1日の値幅が39銭に留まるなど、方向感を見出すには至りませんでした。但し、下落局面において、一目均衡表基準線(111.54)、200日移動平均線(111.51)、21日移動平均線(111.49)にサポートされた点は好材料です。下値の堅さを確認できたことで、ドル円の上昇期待が一段と高まりました。テクニカル的に見ればトリプルボトム(逆三尊)形成で、上放れが期待されます。年初来高値112.17を突破できれば、昨年12月に付けた112.61を試す動きも強まるでしょう。重要チャートポイントが並ぶ111円台半ばの水準を割り込むまでは、押し目を拾うスタンスが適しそうです。

ドル円、イースター休暇を明けても尚方向感見出せず

ドル円日足

オーダー/ポジション状況

関連記事

「FX羅針盤」 ご利用上の注意
当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。

ページトップへ戻る