豪州11月住宅ローン貸出結果
本日、11月住宅ローン貸出件数が公表され、当月は+0.9%(予想+0.3%)と比較的大きな伸びを示し、10月も▼0.6%(当初は▼0.8%)に上方修正されました。
上図ではトレンド(オレンジ色)ラインが水面上になりました。過去と比較するとまだ低位安定の形で、GDPに対する住宅の寄与度はまだ少ない状況になっています。(緑色がゼロ)また、中古住宅向けのローンや借り換えの件数も11月は対10月比プラスで推移しました。
但し、今回のローン貸出件数(下図)や新築住宅件数は前月より伸びているものの、昨年のピークからは依然として低い位置に留まっています。
(灰色が各月の住宅ローン貸出件数推移、実線がトレンド:出所:豪州統計局))
豪ドル/米ドルは指標発表前に0.7465〜70米ドル付近で推移していましたが、発表後は約25〜30ポイント豪ドル高で推移しています。
丁度0.7490米ドルの抵抗線で揉みあっています。ここを上抜けてくると0.7540米ドル、0.7570米ドルの抵抗線を狙う構えに入りそうです。
NZドルも対米ドルで確りと0.71米ドル台に乗せてきており、現状の流れがドル全面高からの調整材料も加わって、オセアニア通貨は堅調地合いとなっています。(1月17日13:30、1豪ドル=0.7489米ドル)
オーダー/ポジション状況
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