3. ユーロ円　小確りの展開。164.50-60を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯（24/11/6）

ユーロ円　小確りの展開。164.50-60を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯（24/11/6）

直近の日足は値幅の小さい陽線で続落を食い止めていますが、方向性を示すものではなく、上下の抵抗も抜けきれていません。

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ユーロ円　小確りの展開。164.50-60を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯（24/11/6）

小確りの展開。164.50-60を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯

昨日の海外市場では、大統領選の結果を控えて様子見となる中、米10月ISM非製造業景気指数が56.0と市場予想を上回り、ユーロ/円も166円台乗せを見ましたが、10年債入札が好調で金利が低下したことから、165円台後半に小反落して引けています。

小確りの展開。164.50-60を下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯

チャートを見ると、直近の日足は値幅の小さい陽線で続落を食い止めていますが、方向性を示すものではなく、上下の抵抗も抜けきれていません。値動きの収縮が認められることから、一方向へ動く可能性にも注意が必要です。短期トレンドは“ユーロやや強気”の流れを維持していますが、164.50を割り込んで終えた場合や値動きの中で164円を割り込んだ場合は、直近安値155.15を基点として下値を切り上げて来たサポートラインを下抜けて、短期トレンドが変化して下値余地が拡がり易くなります。
逆に166.50-60にある日足の抵抗を上抜けて終えた場合は強い抵抗を上抜けた反動で上値余地が拡がり易くなります。この場合でも、7/11に付けた直近高値175.42と8/5に付けた直近安値154.43との61.8％戻しが167.40近辺となること、167.80〜168.00に週足ベースで見た強い上値抵抗が控えていることから、168円が壁となる可能性も高いと見られます。
上値抵抗は166.10-20，166.50-60，166.80-90，167.30-40に、下値抵抗は165.20-30，164.80-90，164.50-60，164.10-20，163.10-20にあります。

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