ユーロ円 上下の抵抗を抜け切れず。164円割れで下値リスクが点灯(24/11/5)

ドル/円が152円台を回復する動きに連れてユーロ/円も165円台半ばに小戻して引けています。

ユーロ円 上下の抵抗を抜け切れず。164円割れで下値リスクが点灯(24/11/5)

上下の抵抗を抜け切れず。164円割れで下値リスクが点灯

昨日は東京休場のアジア市場で、大統領選を控えたリスク回避の円買いドル売りが優勢となり、ドル/円が151円台半ばまで反落した動きに連れてユーロ/円も165円台前半まで連れ安となりました。しかし、欧米市場では様子見となり、ドル/円が152円台を回復する動きに連れてユーロ/円も165円台半ばに小戻して引けています。

上下の抵抗を抜け切れず。164円割れで下値リスクが点灯

チャートを見ると、直近の日足は陰線引けとなり続伸に繋げられませんでしたが、下げエネルギーの強いものではなく、下値を切り上げる流れを維持しています。但し、164.60-70に日足の下値抵抗が、164.40-50に週足の抵抗がありますが164.50を割り込んで終えた場合や値動きの中で164円を割り込んだ場合は、短期トレンドが変化して下値余地が拡がり易くなります。逆に166.50-60に日足の上値抵抗がありますが、これを上抜けて終えた場合は上値トライの流れが継続します。この場合でも、7/11に付けた直近高値175.42と8/5に付けた直近安値154.43との61.8%戻しが167.40近辺となること、167.80〜168.00に週足ベースで見た強い上値抵抗が控えていることから、168円が壁とまる可能性も高いと見られます。
上値抵抗は166.10-20,166.50-60,166.80-90,167.30-40に、下値抵抗は165.10-20,164.80-90,164.60-70,164.10-20,163.10-20にあります。

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