ドル円152円台前半、大統領選投票日迎え調整主体の動き (11/5午前)

5日午前の東京市場でドル円は152円台前半での小動き。

ドル円152円台前半、大統領選投票日迎え調整主体の動き (11/5午前)

ドル円152円台前半、大統領選投票日迎え調整主体の動き

5日午前の東京市場でドル円は152円台前半での小動き。朝方、152.13レベルで取引の始まったドル円は、米大統領選投票日を迎え、様子見気分が強まる中、152.10‐45の狭いレンジでの取引に終始しました。東京時間正午現在は152.26での取引です。

日経平均株価は、情報技術系銘柄、一般消費財等が牽引して序盤から上昇。昨晩米市場で主要株価指数が下落したにもかかわらず、一時500円超上昇しました。本日より東京株式市場の取引時間が30分延長されることが、御祝儀的な買いにつながったこともあってかその後も底堅く、420円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、先週末米雇用統計が予想外の悪化を見せたことの余波が続いたのに加え、米大統領選でのハリス陣営の巻き返しが伝えられる中、トランプトレードの巻き戻しも加わり、ドル円は、米国序盤にかけ151.54まで反落しましたが、深夜に発表された米9月耐久財受注の数字が好調だったこと等で持ち直し、152.13レベルでアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨日の反落で転換線を割り込んで、やや膠着感が出てきています。本日151.60付近の200日移動平均線を割り込んだ場合にはやや雰囲気が変わってくる可能性があり、終値ベースでの位置関係には注目です。

米大統領選は日本時間6日から徐々に状況が明らかになってくるものと思われますが、今回まれにみる接戦ということで、州によっては、再集計等で結果確定に時間を要する場合があること、期日前投票の割合が高く、そもそも開票に時間がかかることが予想されることから、最終的な勝敗判明には数日を要する可能性があります。状況によっては8日未明のFOMC結果公表と大統領選結果確定が前後することもあり得ることから、想定以上に動きづらい時間帯が長引く可能性があります。尚、昨日から米国は冬時間に移行しています。 

ドル円152円台前半、大統領選投票日迎え調整主体の動き

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