3. ユーロ円　短期は“ユーロ弱気”。162.50超えで終えれば下値リスクがやや後退。（24/3/14）

ユーロ円　短期は“ユーロ弱気”。162.50超えで終えれば下値リスクがやや後退。（24/3/14）

直近の日足は小陽線で終え、上値余地を探る動きに繋げています。

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ユーロ円　短期は“ユーロ弱気”。162.50超えで終えれば下値リスクがやや後退。（24/3/14）

短期は“ユーロ弱気”。162.50超えで終えれば下値リスクがやや後退。

昨日の海外市場ではユーロ圏1月の鉱工業生産が▼3.2％に悪化したことからユーロの上値が抑えられる展開となりましたが、フランス中銀総裁がラジオ番組で4月より6月の利下げの可能性を示唆したことから利下げ先送り観測でユーロの買戻しが強まったこと、米長期金利の上昇でドル/円が底堅く推移したことからユーロ/円は小幅続伸して引けました。

直近の日足は小陽線で終え、上値余地を探る動きに繋げていますが、この陽線が上昇余力の強いものではないことや、上値を切り下げる流れから上抜け切れておらず、下値リスクを残した状態です。日足が162.50超えで終えれば“ニュートラル”な状態に戻して下値リスクが若干後退しますが、163.60-70の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。逆に160円台を割り込んで終えた場合は強い抵抗を下抜けた反動で下値余地がもう一段拡がり易くなります。上値抵抗は161.70-80，162.00-10，162.50-60に、下値抵抗は161.00-10，160.60-70，160.00-10にあります。

短期は“ユーロ弱気”。162.50超えで終えれば下値リスクがやや後退。

ユーロ円日足


（移動平均線　赤：21日、青：120日、緑：200日）

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