3. ユーロ/円 ユーロ下げ渋り、162.50超えで終えれば下値リスクがやや後退(24/3/15)

ユーロ/円 ユーロ下げ渋り、162.50超えで終えれば下値リスクがやや後退(24/3/15)

ユーロ/円については日欧金利差縮小観測もあって上値が抑えられ、小反落して引けています。

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ユーロ/円 ユーロ下げ渋り、162.50超えで終えれば下値リスクがやや後退(24/3/15)

ユーロ/円 ユーロ下げ渋り、162.50超えで終えれば下値リスクがやや後退

昨日の海外市場では2月の米PPI（生産者物価指数）が前月比＋0.6％と市場予想を上回り、インフレ高止まり懸念から利下げの先送り観測が台頭してドルは全面高の展開となりました。ドル/円では円売りが優勢となったものの、ユーロ/円については日欧金利差縮小観測もあって上値が抑えられ、小反落して引けています。
チャートを見ると、直近の日足は小陰線で終えています。下げエネルギーの強いものではありませんが、上値を切り下げる流れからは上抜け切れておらず、下値リスクを残した状態です。162.50-60に日足の抵抗がありますが、これを上抜けて終えれば“ニュートラル”な状態に変化して下値リスクがやや後退、163.60-70の抵抗を上抜けて終えれば“強気”の流れに戻します。上値抵抗は161.80-90，162.10-20，162.50-60に、下値抵抗は161.00-10，160.60-70，160.00-10にあります。159.50以下で終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。

ユーロ/円 ユーロ下げ渋り、162.50超えで終えれば下値リスクがやや後退

ユーロ円日足


（移動平均線　赤：21日、青：120日、緑：200日）

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