ユーロドル1.05台後半、安値圏での下値探り続く
27日の東京市場でユーロドルは下値を探る動き。朝方1.0572レベルで取引が始まったユーロドルは、序盤揉みあった後に軟化。午前中には海外時間の安値1.0562を割り込んで、午後には下値を1.0555まで広げています。夕刻発表された、独仏の9月消費者信頼感はどちらも予想、前月を下回りましたが、ユーロドルへの影響は限定的でした。東京時間16:30現在は1.0571レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、米国序盤に米長期金利が急低下。ユーロドルは、一時1.06台を回復し、1.0609の高値をつけました。しかしその後は米長期金利が急反発したことや、昨晩もECB関係者からハト派のコメントが続いたことで反落。1.0572レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、昨日まで5営業日連続で下値を拡大し、ユーロ売り地合いが強まっています。日足でサポートらしいサポートは見当たらず、週足では先週まで10週連続で陰線引けして、今週も下げている等、尋常ではない弱さです。週足ベースでは、今年3月安値の1.0516、22年安値0.9536から本年高値1.1276までの上昇の半値戻し1.0406等がターゲットとなります。
序盤の欧州主要株価指数は、まちまちの動き。
今晩この後は、21:30に米8月耐久財受注の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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