3. ユーロドル1.05台後半、欧州序盤は安値圏での下値探り　(9/26夕)

ユーロドル1.05台後半、欧州序盤は安値圏での下値探り　(9/26夕)

26日の東京市場でユーロドルは最近の安値圏でのもみ合い。

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ユーロドル1.05台後半、欧州序盤は安値圏での下値探り　(9/26夕)

ユーロドル1.05台後半、欧州序盤は安値圏での下値探り　

26日の東京市場でユーロドルは最近の安値圏でのもみ合い。朝方、1.0593レベルで取引が始まったユーロドルは、日中1.0576-97のごく狭いレンジでの取引に終始。この間時間外の米10年債利回りは4.56%台に乗せ2007年以来の高値を更新しましたが、日中はユーロドルは昨晩安値と面合わせまでで、安値更新とはならず。様子見気分の強い状況となりました。しかし、夕刻欧州勢参入後は一段とユーロ売りが強まり、一時1.0570の安値をつけた後、東京時間17:00現在は、1.0586レベルで取引されています。

昨晩、週明けの海外市場では、先週のFOMCの結果を受けて改めて米国での金融引き締め長期化観測が強まり、米長期金利がほぼ一方向で上昇。これにECB関係者の追加利上げに否定的な発言や景気減速を懸念する発言が重なり、ユーロドルは東京時間の1.06台半ばから欧州終盤にかけ1.0576まで急落。その後も戻りは鈍く1.0592レベルで東京時間につないでいます。

テクニカルにはユーロドルは、昨晩の急落で、本日1.0661レベルの転換線を下放れ、ユーロ売りドル買い地合いが強まっています。日足でサポートらしいサポートは見当たらず、今年3月安値の1.0516、22年安値0.9536から本年高値1.1276までの上昇の半値戻し1.0406等がターゲットとなります。

序盤の欧州主要株価指数は、ほぼ全面安。今晩この後は、22:00に米7月住宅価格指数、23:00には米9月消費者信頼感、リッチモンド連銀製造業景況指数、米8月新築住宅販売、米7月住宅価格、ケースシラー住宅価格の発表が予定されています。

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