2月小売売上高の予想
(発表3月28日、日本時間9時30分予定)
前回1月は予想を上回り、数値自体は大きな伸びとなっています。12月が▼4.0%でしたので、その反動とみられます。年率では1月が7.5%、昨年12月7.4%、11月7.7%ですから悪くない数値でした。因みに今回予想通りの結果なら年率では6.4%になります。
下図を見ると、昨年6月〜10月の伸びが大きく、コロナ後の高い回復トレンド(黒)の上限に沿っていましたが、12月の悪化で一気に低い回復トレンド(赤)まで下がり、その後はこの両線内で推移しています。今回予想通りなら、まだ昨年11月の高値を越えていませんが、決して悪い数値ではないと思います。
また前月の内訳は全ての項目が前月比プラスとなりました。高い順から、百貨店(+8.8%)、衣料(+6.5%)その他小売(+2.9%)外食(+1.2%)家庭用品(+1.1%)食品(+0.3%)の順でした。
(3月27日12時00分現在)
小売売上高
2018年12月を100にしたもの
(コロナ後の低い回復トレンドは赤い線、高い回復トレンドは黒い線で記載しています。今回予想は青矢印)
豪ドル対米ドル相場はシカゴポジション378をご参照願います。
下図は豪ドル米ドルの月足チャートです。2013年4月高値からの抵抗線A(=0.7410)、そこから平行に下したB(=0.4550)で10年に亘る豪ドル安トレンドを継続しています。この間のC(=0.7140〜0.7170ゾーン)が目先の横抵抗線になっていて、何度か上下の分岐点になっています。特に2022年6月以降は、Cを切ってから昨年8月、今年1月・2月の高値になっています。一方、2020年3月底値(=0.5510)からのサポートD(=0.6320)があり、もしこれを下回ると、0.5510とBへの方向性が出てきます。また3月寄り値は0.6733ですので、今週末にこれを越えられるかを見たいと思います。
(2023年3月27日14:45、1豪ドル=0.6650米ドル)
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
南アフリカランド(ZAR)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.07.27
南アランド円週報:『約1カ月半ぶり安値更新後に持ち直す展開。上昇トレンドの再開に期待』(7/27朝)
南アランドの対円相場(ZARJPY)は、7/11に記録した高値8.98円をトップに反落に転じると、今週後半にかけて、約1カ月半ぶり安値となる8.20円まで急落しました。
-
トルコリラ(TRY)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.07.27
トルコリラ円週報『ムーディーズによる格上げやトルコ中銀のタカ派姿勢継続がリラを下支え』(7/27朝)
トルコリラの対円相場は、7/3に記録した高値4.99円をトップに反落に転じると、今週後半にかけて、約4カ月ぶり安値となる4.59円まで急落しました。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.07.27
来週の為替相場見通し:『日米金融政策イベント通過後のドル買い・円売りトレンド再開を想定』(7/27朝)
ドル円は7/3に記録した約38年ぶり高値161.99をトップに反落に転じると、今週後半にかけて、一時151.94まで急落しました
-
-
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。