ドル円150円近辺、三村財務官の牽制発言で小幅反落 (10/18午前)

18日午前の東京市場でドル円は150円を挟んでの動き。

ドル円150円近辺、三村財務官の牽制発言で小幅反落 (10/18午前)

ドル円150円近辺、三村財務官の牽制発言で小幅反落

18日午前の東京市場でドル円は150円を挟んでの動き。朝方、150.21レベルで取引の始まったドル円は、序盤150.28まで上げましたが、三村財務官が足元の円相場について、「一方向、急激な動きを認識」、「緊張感をもって注視」する等発言するとドル円は下落に転じ、150円割れを示現。その後は150円を挟んでのもみ合いとなり、東京時間正午現在は149.94での取引です。

日経平均株価は、昨晩米市場で、経済指標の良好な結果等を好感してNYダウが史上最高値を更新するなど株価が堅調推移した流れを受け、買いが先行。ドル円の150円回復も好感され、上げ幅は一時200円を超えましたが、上記の財務官けん制発言でドル円が150円を割り込むと日経平均も伸び悩み、147円高で午前の取引を終了しています。

昨晩海外市場では、発表されたフィラデルフィア連銀景況指数、9月小売売上高、新規失業保険申請件数等の米指標結果が良好だったことから、ドル円は発表後に150円を回復。その後ももみ合いながら上値を伸ばし、一時150.32の高値をつけた後、150.23でアジア時間につないでいます。

テクニカルにはドル円は、昨晩からの上昇で一時90日線(本日150.22レベル)を一時上抜けています。ただ昨日時点(90日線150.30)ではローソク足実体(終値150.23)では同線を抜け切れておらず、本日も90日線レベルのでもみ合いとなっているため、終値ベースでの位置関係に注目です。ここを明確に抜けると、一目均衡表の「雲」上限や200日線の位置する151円台前半が次のターゲットとなります。 

ドル円150円近辺、三村財務官の牽制発言で小幅反落

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