ユーロドル1.05台半ば、夕刻一時直近高値を更新
週明け5日の東京市場でユーロドルは続伸。朝方1.0529レベルで取引が始まったユーロドルは、日中じりじりと上値を伸ばす展開となり、夕刻にかけ一時1.0585の高値をつけています。この間、時間外の米株先物、米債券利回りには著変なく、テクニカル主導のユーロ要因による上げと思われます。夕刻欧州勢参入後は米株先物がやや軟化傾向を示したことでユーロドルも反落、東京時間17:00現在は1.0534レベルで取引されています。
先週末金曜の米11月雇用統計は、平均賃金が予想以上の伸びを見せ、非農業部門雇用者数の伸びも事前予想を上回りましたが、米金融政策の利上げペース鈍化観測におおむね影響なしとして、各市場とも発表直後には反応したものの、終盤には上げ下げをそれぞれ戻す動きとなりました。
ユーロドルも発表前の高値1.0545レベルから一旦1.0429まで急落したものの終盤にかけてほぼ全値を戻し、1.0541の高値圏で越週しています。
テクニカルにはユーロドルは200日線を上放れている状況は変わらず、ここまで4営業日連続で高値を切り上げる強いユーロ買い地合いとなっています。
序盤の欧州主要株価指数先物はまちまちの動き。今晩この後は23:45に米11月サービス業PMI、
24:00には米11月ISM非製造業景況指数及び10月製造業新規受注が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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