ユーロドル1.07台後半で動意薄
24日の東京市場でユーロドルはじり高推移。朝方1.0770で取引が始まったユーロドルは、基本的には動意薄ながら、じりじりとほぼ一方向に値を上げ、夕刻には1.0789の高値に達しました。
欧州勢参入後は米長期金利が上昇に転じたため伸び悩み、東京時間17:00現在は1.0784レベルで取引されています。
昨晩海外市場では、ユーロドルは欧米株の下落や、独製造業PMIの悪化を受け、東京時間の1.08台前半から欧州序盤には1.08割れの水準に転落。米国時間序盤まで米長期金利が上昇したこともあり、一時1.0760まで値を下げその後は1.07台後半のもみ合いとなりました。
テクニカルにはユーロドルは、昨晩の下落で一目均衡表の「雲」の下限（1.0796）を下放れ、本日はここまで下限以下での水準での推移が続いています。直近安値は更新されていないものの、このまま本日終値まで1.0796≒1.08 以下での取引が続いた場合、ユーロ売り地合いが一段と強まることから本日終値時点での位置関係に要注目です。
序盤の欧州主要株価指数先物は、ほぼ全面安。今晩この後は、23:30に米週間原油在庫統計、27:00には前回FOMC議事録の公表が予定されています。
ユーロドル日足
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