ユーロドル1.1800に接近、小動きながら夕刻値を下げサポート帯を下抜け
6日の東京市場でユーロドルは横ばい後に反落。朝方1.1834レベルで取引が始まったユーロドルは米雇用統計発表を今晩に控え様子見気分が強く、日中は1.1819-36と本日も狭いレンジでの取引となりました。しかし、その後発表されたドイツの6月鉱工業生産の数値が予想外に悪化したこと等から、欧州勢参入後にやや下値を広げ、一時1.1805まで下落しています。
昨晩海外市場では欧州序盤には米長期金利が低下傾向にあったことから、ユーロドルは1.1857まで上昇する場面もありました。しかし、その後米指標の改善や、FRB関係者のタカ派発言に米長期金利が上昇に転じ、ドル買いが強まると、ユーロドルも次第に値を下げ、1.1832レベルで東京時間につないでいます。
テクニカルにはユーロドルは、本日の下落で雇用統計を前にサポート帯と目されていた1.1825-40
ゾーンを下抜けて、ユーロ売り地合いが強まっています。
序盤の欧州主要株価指数はおおむね堅調に推移、今晩この後米7月雇用統計は21:30、その後23:00に米7月卸売在庫の発表が予定されています。
ユーロドル日足
オーダー/ポジション状況
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