オーストラリア2018年第2四半期輸出入物価指数
2013年以降4半期比ベース比較(出所:オーストラリア統計局)
本日(26日)、豪州の輸出入物価指数が公表されました。
輸入物価は前四半期比+3.2%(前年比+6.0%)、輸出物価は+1.9%(前年比+6.6%)
となりました。
上図見ると、輸入物価(下段左図)の上昇度合いが、昨年9月末期のマイナスを最後に大きく上昇しています。一方で輸出は2017年3月期で大きく上昇していましたが、2017年6月末期以降は▼5%〜+5%レンジ内で推移しています。(注:輸入と輸出の目盛が大きく違うのでご注意ください)
豪州統計局も、豪州ドルの対米ドル安により輸出入物価指数に影響を与えているとコメントしています。これは中銀が目指している(?)通貨安による物価上昇の影響がうまく出ていると思われます。
豪ドル/米ドル相場は、この指標にはほとんど反応していません。
既に発表前から0.7440米ドルの抵抗線を上抜けており、豪ドル安トレンド(0.7260〜0.7530米ドル)内で、レンジの上限方向を狙える位置にいます。上限までの抵抗線としては0.7480〜90米ドルが控えています。下値は0.7430〜40、0.7400〜10米ドルにサポートあります。後者を切ってしまうと今回の豪ドル上げが一度終了します。(7月26日11:00、1豪ドル=0.7446米ドル)
オーダー/ポジション状況
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