ランド円ショートコメント(2016年7月4日)

ランド円の場合は金価格との相関が高く、他の新興国通貨に比べ金価格が強い地合いの時はランド円もまた強い地合いになりやすい

ランド円ショートコメント(2016年7月4日)

ランド円ショートコメント

他の新興国通貨に比べ強い金との相関

まず先週の振り返りですが、「6.40レベルをサポートに、6.85レベルをレジスタンス」とするレンジを予想しました。実際のレンジは安値が6.53レベル、高値が7.08レベルとなり、かなり強い値動きを示しました。

これは先週も指摘したことですが、ランド円の場合は金価格との相関が高く、他の新興国通貨に比べ金価格が強い地合いの時はランド円もまた強い地合いになりやすいという流れも影響しています。

こちらも4時間足チャートで直近3週間の値動きをご覧ください。

          ランド円四時間足 下段は金価格

          ランド円四時間足 下段は金価格

今週はサポート6.80レベル、レジスタンス7.25レベル

サブチャートにドル建て金のチャートを表示してありますが、金はブレグジット直後の高値圏へと再び迫る勢いとなっていて、この金のチャートを見ていても、ランド円に関しては、ドル円における円高の流れを打ち消す材料になっていると考えられます。

6.80レベルを上抜けてきてから、ランド円の買いに弾みがついたことを考えると、今週は同水準がサポートとなりやすく、また上値はブレグジット前後の高値と安値から計算されるフィボナッチの78.6%(61.8%の平方根)7.22がターゲットとなりそうです。結論として、今週は6.80レベルをサポートに、7.25レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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