ユーロドル:2月1日のファンダメンタル分析
資金の需給にいては供給が増えることで3〜5年程度までの金利が低下しマイナス金利となり、為替については金利差を背景にドル高円安方向に動きやすいというのが一般的な考え方です。しかし、ユーロドルも導入当初に比べたらユーロ安とはなったものの、原油安や中国市場の混乱等の外部要因にによって、一方的なユーロ安とはならなかったことも皆さんが見てきた通りです。冷静に考えるならば下支え効果はあるものの、一方的な動きにもなり難く、中長期的には120円を中心として安定した値動き、つまり115円割れも回避したが、125円超えも難しいといったコンセンサスが形成されてくる可能性が高まるのではないかと見ています。
ユーロドル:2月1日のテクニカル分析
また、今後のカードについて考えると、ECB同様に更なるマイナス金利の拡大(ー0.3〜0.5%)は十分に考えられますし、国債の購入自体は効果が薄くなってきているものの、金額、償還期限ともに延ばしてくる可能性もあるでしょう。短期的には、どこまで円安に動くのか株価とともに注視する状況は変わらないものと考えていますが、外部要因も大きくなっている現状では、どこまで強い効果が期待できるのか、日銀自体も正直読み切れていないと思われます。
以下、本日の予想レンジとなります。
ドル円 :120.80〜121.70
ユーロ :1.0800〜1.0870
ユーロ円:131.00〜131.70
オーダー/ポジション状況
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