ハードブレグジット? 英国復権
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今朝のロイターは「メイ首相は17日、EU離脱交渉計画について演説を行う予定」とし
「英テレグラフ紙は16日、メイ英首相が欧州連合(EU)離脱(ブレグジット )で優先する12分野に単一市場と関税同盟からの撤退が含まれる見込みと報じた。」と伝えています。
これを先日以来、市場はこれをハードブレグジットと称して、嫌気しています。
ただ、メイ首相のポイントは
1.移民問題の施策に関して、国としての権限をEUから取り戻し、今後はあくまでも英国として決済して、英国として対応してゆくという主権回復が目的で
2.単一市場や関税同盟から離脱することが目的ではありません。
3.1.を主張するならば、2.という事になりますねとEUに言われたまでの事と理解します。
4.結果、今のメイ首相の考えはであれば、EU離脱をまず行い、とにかく英国の主権を回復する。
その上で、関税等含め通商問題、経済問題、これらすべてを1からEU加盟国各国と個別に決めてゆきましょう、という方向でしょう。
これであれば、筋が通ります。
決して、全面戦争をEUとしようとしているのではないのです。
その意味で、先行きが不透明という意味でのリスク・オフであったと判断します。
ですので
FT株(英)は、昨日こそ0.15%安ですが、高値更新中です。
これはポンド安による輸出企業が潤ったからとの面がありますが、実際には上手く展開しています。
なので、決して、ハードなリスク・オフ相場にはならないと想定します。
実は英国は今後、意外と強い国となるのかもしれません。
ユーロドル:1月16日のテクニカル分析
ドル主導の波乱含みの展開が継続と判断します。
なので足元のユーロドル、はっきりとした方向感が見えません。
テクニカルは、12月?日以降、水準をじり高している中、日足の一目均衡表の基準線と転換線の1.0513を上回っている内はその上の先行スパン1と2のエリアまで届くかは判断できませんが上値目途があると思います。
この基準線と転換線の1.0513を下回る場合には、再度下向きというながれでしょう。
今日のレンジは、1.0550~1.0650と見ます。
オーダー/ポジション状況
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