ユーロドル:6月21日のファンダメンタル分析
離脱決定の場合ユーロの急落も
金曜の東京市場では、株価が底堅い動きとなったこと、また前日安値103.55レベルで短期的な底打ちとなった動きの流れを受け、ドル円はドル買い先行の動きとなりました。しかし、105円の大台手前では戻り売りを考える向きも多く、寄付き後すぐに上値が重たくなった株価とともにじり安の展開。しかし、週末を前にして積極的な取引は手控えられ、海外市場では104円台前半の狭いレンジ内での取引に終始しました。ユーロドルは、前日の流れを継続し、細かく上下しながらも底堅い展開、前日高値圏へ戻してのクローズとなりました。
ユーロドル:6月21日のテクニカル分析
一段安警戒
ドル円は、日銀会合後に103円台半ばまで円高が進行したものの、短期的に値動きが速すぎると感じる向きも多く、週末に向けてはやや買い戻される動きとなりました。また週末に実施された英国国民投票に向けての世論調査では残留支持派が巻き返して優位に立ったことから、週明け早朝の市場ではリスクオンの動きからポンドが大幅上昇し、その動きに沿ってユーロドル、ドル円が買われる展開となっています。ただ、ドル円に関しては今のところ金曜高値を超えられない展開となっていて、このまま超えられないとなると反落の可能性も高まります。市場に厚みが出てくればいったんは105円を試しに行く可能性のほうが高いと見ていますが、その場合でも105円台前半ではいったん売りがかぶさってくるでしょう。本日は、105.10レベルをレジスタンスに、104.20レベルをサポートとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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