相場が動意づくまでは静観(2016年6月21日)

英国のE

相場が動意づくまでは静観(2016年6月21日)

ドル円:6月21日のファンダメンタル分析

英国民投票の結果待ち

週末の英国世論調査で残留支持が離脱支持を上回ったとの結果を背景に、週末の早朝市場は英国発リスクオフの巻き返しから、ドル円、ユーロドルともにギャップアップしてのスタートとなりました。しかしドル円は、高値104.85レベルと金曜高値をわずかに上回ったものの105円台では売りが見えたことからその後は膠着。海外市場に移りポンドが5月末以来の高値となる一方で、ユーロポンドの売りからユーロは対ドル、対円で下落。ドル円もユーロ円の売りに引っ張られて、一時103.79レベルと東京高値から1円以上の下落となりました。ユーロ円も東京市場では119円台での推移でしたが、117円台前半へと大きく反落しています。

ドル円:6月21日のテクニカル分析

反落警戒

ドル円は、リスクオフの巻き返しから株価とともに買いが強いスタートでしたが、その後は104.80/85レベルの上値の重さもあって反落、結局は早朝のギャップを埋めての取引となりました。クロス円の売りが強かったことに加え、NY後場に株価が水準を下げたことも嫌気された様子です。ポンドは先週までの離脱懸念が和らいで、ニュートラルからやや残留優勢といった感じで国民投票を迎えることとなりそうですが、僅差であり実際に蓋を開けてみないと結果はわかりません。個人的には、その後の混乱を考えると最終的に英国国民は残留を選ぶと思いたいところではあります。本日のドル円は、昨日上値トライに失敗したこともあり戻り売りがでやすいと考え、104.20レベルをレジスタンスに、103.50レベルをサポートとする流れを見ておきます

オーダー/ポジション状況

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