ドル円:7月8日のファンダメンタル分析
海外勢の円債購入で日本国債の利回りが20年債までマイナス圏に突入
前日NY市場ではリスクオフの巻き返しが見られたものの、英国に関する見通しは不透明なままであることに変化は無く、ドル円は上値の重たいスタートを切りました。東京後場には100.63レベルまで水準を下げ、NY市場の朝方には買い戻しも見られたものの再び100.60レベルへと押し、本日の雇用統計を前に積極的な取引は手控えられたものの、上値が重たい地合いでのクローズとなりました。
ドル円:7月8日のテクニカル分析
ドル円は、じりじりと上値を切り下げる展開を続けました。本日は米国雇用統計もあり、NY市場までは動きは限定的なものとなりそうですが、本日の数字が良くても今月のFOMCでの利上げを予想する向きはいませんので、単純にドルの上下につながる程度と考えられます。なお、NFPは前月の数字が上方修正されるかどうかも含め、少なくとも2か月のトータルで考える必要があります。昨日のNY市場では週間在庫発表後に原油が値を崩しWTIは45ドルを割り込みました。原油価格の動きも引き続き注意が必要です。本日(雇用統計まで)は、101.00レベルをレジスタンスに、100.40レベルをサポートとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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