ドル円:7月4日からの先週
4日は、前週末の引けの102.56からややギャップアップの102.63で始まり、直後にやや下押しして4日の安値の102.41を付けました。その後、東京時間はじりじりと上昇し、4日の高値の102.80を付けました。 その後は穏やかにじりじりと下降を続け102.55で引けました。
5日は、前日引けの102.55で始まり、直後にやや上戻して5日高値の102.59を付けました。 その後は穏やかにじりじりと下降を続け、5日の安値の101.44を付け、その後はそのまま横ばいで101.73で引けました。
6日は、前日引けの101.73で始まり、直後にやや上押しして6日高値の101.76をつけました。その後100.58まで下押し、101.24まで上戻し、6日の安値100.19まで下押ししました。 その後一転ドル買いになり、NY 時間に101.46まで上戻して、そのまま横ばいで101.31で引けました。
7日は、前日引けの101.31で始まり、この日も5日、6日と同じく、直後にやや上押しして7日高値の101.40をつけました。その後100.62まで下押し、101.23まで上戻し、7日の安値100.59まで下押ししました。 その後はそのまま横ばいで100.75で引けました。
8日は、前日引けの100.77で始まり、100.97まで上戻して、100.25まで下押しして、その後100.60の水準でもみ合いの後、6月米雇用統計を待ちました。 発表後は、8日の高値101.29と、8日の安値の99.97との間で荒い値動きでした。その後、100.50水準でもみ合い100.44で引けました。
ドル円:7月11日からの今週
日・米のファンダメンタルズに焦点をあてる展開に
ポイント:ブレグジットの交渉の先行きを今織り込むのは難しく、
市場は各国の経済指標を見ての動きでしょう。
CME通貨先物ポジション状況:7月5日時点
(7月5日) (6月28日) (6月21日) (6月14日)
円 63568 59750 52296 55690
ユーロ ▲75327 ▲61934 ▲61346 ▲56489
ポンド ▲49031 ▲42711 ▲51947 ▲36661
シカゴIMM:投機・投資家筋のポジションで6月28日付けのネットの円の買い持ち高は前週から増加し依然、リスク警戒感の高まりで、2008年来の過去最高水準近辺を維持しています。
直近ネット円い持ち最高水準は、2008年3月25日 +65,920、2004年2月6日 +64499、
過去最高ネット円売り持ち高は、2007年6月26日 -188,077
シカゴVIX指数:投資家の恐怖心理の度合いを示す指数
13.20(-1.56)日中高値は14.75、過去最大は2014年の31.06、過去最安は1993年の8.89、直近では2006年の9.39
今後のブレグジットの展開は織り込みが難しいと想定します。
それは日銀にとっても同じ事が言えるはずなので、
ブレグジットの悪影響を未然に防ぐ為に、早期の追加の金融緩和が必要であるとの意見の一方で
有事の際のカードの為にできるだけ、追加緩和の余力は温存しておくべきとの見方もあります。
これはバランスの問題になると想定します。
日・米・欧のバランスです。
暫くは日銀・FRB・ECB の各中央銀行の動きに要注意です。
テクニカルで見てみたいと思います。
確かに高値・安値を徐々に切り下げてきていて、とうとう100.00を割りました
先週は狭いレンジの中を方向を模索、
7月 4日の 102.41 〜 102.80
7月 5日の 101.44 〜 102.59
7月 6日の 100.19 〜 101.76
7月 7日の 100.59 〜 101.40
7月 8日の 99.97 〜 101.29
政策発動に注目
テクニカルにみると、日足の一目均衡表で
先行スパン2が 109.68で 横ばい
先行スパン1が 109.48で 上昇
基準線が 104.29で 横ばい
転換線が 101.80で 横ばい
遅行スパン 101.26で 下降
実勢値 100.44 8日引け
6月24日の99.00は別にして、とうとう100.00を割ってきました。
この先、順調にターゲットの95.00まで下押してゆくのか
要注目です。
予想レンジは、98.00~102.00 と見ます。
オーダー/ポジション状況
関連記事
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:照葉 栗太
2024.11.23
来週の為替相場見通し『トランプトレードと円キャリーの組み合わせがドル円を下支え』(11/23朝)
ドル円は、今週前半にかけて、一時153.28まで急落する場面が見られましたが、週末にかけては一転154円台後半へと持ち直す動きとなりました。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:田代 昌之
2024.11.22
東京市場のドルは154円台後半で推移、日銀による追加利上げ観測が円安のブレーキ役に(24/11/22)
東京時間(日本時間8時から15時)のドル・円は、日本株のしっかりとした推移を材料にじり高の展開となり154円台後半で推移した。
-
米ドル(USD)の記事
Edited by:斎藤登美夫
2024.11.22
ドル円 値動きそのものは激しいが、結果レンジ内か(11/22夕)
東京市場はドルが小高い。やや激しめの乱高下をたどるなか、最終的にドルは高値引け。
-
みんなのFX トレイダーズ証券
みんなのFXはスワップもスプレッドも高水準!口座開設とお取引で最大1,010,000円キャッシュバックキャンペーン中!
取引は1,000通貨からOK、手数料も無料!eKYCで最短1時間後に取引可能
- 「FX羅針盤」 ご利用上の注意
- 掲載している情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。
- 掲載している商品やサービス等の情報は、各事業者から提供を受けた情報または各事業者のウェブサイト等にて公開されている特定時点の情報をもとに作成したものです。
- 当サイトはFXに関する情報の提供を目的としています。当サイトは、特定の金融商品の売買等の勧誘を目的としたものではありません。
- FXに関する取引口座開設、取引の実行並びに取引条件の詳細についてのお問合せ及びご確認は、利用者ご自身が各FX取扱事業者に対し直接行っていただくものとします。また、投資の最終判断は、利用者ご自身が行っていただくものとします。
- 当社はFX取引に関し何ら当事者または代理人となるものではなく、利用者及び各FX取扱事業者のいずれに対しても、契約締結の代理、媒介、斡旋等を行いません。したがって、利用者と各FX取扱事業者との契約の成否、内容または履行等に関し、当社は一切責任を負わないものとし、FX取引に伴うトラブル等の利用者・各FX取扱事業者間の紛争については両当事者間で解決するものとします。
- 当社は、当サイトにおいて提供する情報の内容の正確性・妥当性・適法性・目的適合性その他のあらゆる事項について保証せず、利用者がこれらの情報に関連し損害を被った場合にも一切の責任を負わないものとします。
- 当サイトにおいて提供する情報の全部または一部は、利用者に対して予告なく、変更、中断、または停止される場合があります。
- 当サイトには、他社・他の機関のサイトへのリンクが設置される場合がありますが、当社はこれらリンク先サイトの内容について一切関知せず、何らの責任を負わないものとします。
- 当サイト上のコンテンツに関する著作権は、当社もしくは当該コンテンツを創作した著作者または著作権者に帰属しています。
- 当社は、当社の事前の許諾なく、当サイト上のコンテンツの全部または一部を、複製、改変、転載等により利用することを禁じます。
- 当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承いただくほか、FX羅針盤利用規約にご同意いただいたものとします。