ドル円106円台後半でもみ合い 米株先物上昇で持ち直し(6/12午前)

12日午前の東京市場でドル円は安値圏でのもみあい。

ドル円106円台後半でもみ合い 米株先物上昇で持ち直し(6/12午前)

ドル円106円台後半でもみ合い 米株先物上昇で持ち直し

〇ドル円106円台後半でもみ合い
〇NY株暴落によるリスク回避の円買いは米株先物の反発やアジア株が持ちこたえたことで一服
〇テクニカルにも大きな変化なし
〇午後も株価動向注視

12日午前の東京市場でドル円は安値圏でのもみあい。昨晩NY市場で株価が暴落し、リスク回避の円買いに106.58までドル円が下落した流れを受けて、朝方はほぼ同値の106.59まで値を下げる場面もありました。しかし、早朝より米株先物がじりじりと値を戻したことからリスク回避の動きが弱まりドル円もやや値を戻し、東京時間正午現在は106.80-85レベルでの取引です。
昨晩NYダウが史上4番目の下げ幅となる1,861ドル安を記録したことで、一時前日比600円を超える下げ幅を記録した日経平均は、米株先物の上昇に341円安まで下げ幅を縮小して午前の取引を終えています。

テクニカルにはドル円は昨日とあまり変化なく、引き続き一目均衡表の「雲」の中で推移。
昨晩NYダウが6.9%他の主要米株価指数も5%以上下げたのに比べ、多少米株先物が戻した(0.5-0.6%)とはいえ、午前の日経平均の下落率1.5%は最小限の下げ幅でとどまっている印象です。一方で一昨日来の米株下落の大きな要因の一つが、米国内の一部地域での感染拡大による第2波懸念だったことを考えれば、一応非常事態宣言解除後も順調に正常化へ向けて進んでいる日本の株価が、そのままの下落を反映しないこともある程度正当化されるのかもしれません。

午後も引き続き米株先物、日本をはじめとするアジア市場の株価の動きに注目が集まります。香港、中国等の株価指数も現状では下げ幅は日本以下にとどまっており、このまま底打ちに転じられるか要注視です。

ドル円106円台後半でもみ合い 米株先物上昇で持ち直し

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