日経平均株価と日銀(3/13夕)

来週の日銀会合においてETF購入枠の増枠思惑がある中、最近の日経平均株価急落と日銀のETF購入額増が個人的にはとても気になります

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日経平均株価と日銀(3/13夕)

日経平均株価と日銀

来週の日銀会合においてETF購入枠の増枠思惑がある中、最近の日経平均株価急落と日銀のETF購入額増が個人的にはとても気になります。というのも2月末の段階で日銀の平均コストが19,600円台と言われていましたが、既に含み損の水準となっています。また、日銀の資本から考えると13,700円を割り込むと債務超過になるとも言われています。

それぞれの水準を日経平均株価の週足チャートに示してみます。

日経平均株価と日銀

黄緑の水平線が平均コスト、赤の水平線が債務超過ラインです。

現在の水準はテクニカルには2016年安値と2018年高値の78.6%(61.8%)押しとなっていて、いったんは下げ止まりやすい水準とも言えます。しかし、NYダウも下げ止まりませんし、東京オリンピックの延期も取りざたされていて、現在の水準で止まらないと2016年安値が視野に入り、そこも下抜けると債務超過ラインもあながち無いとは言えない水準となってしまいます。

世界の中銀の中でも満期の無い株を購入しているのは日銀くらいですが、果たしてここから株安がどうなるのか、そして日銀債務超過ということにでもなれば、日本売りということで国債安と円安も同時に起こるトリプル安ということもあり得るかもしれません。

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