3. ドル円108円割れ　日経平均伸び悩みで連れ安(3/3午前)

ドル円108円割れ　日経平均伸び悩みで連れ安(3/3午前)

3日の東京市場でドル円は反落

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ドル円108円割れ　日経平均伸び悩みで連れ安(3/3午前)

ドル円108円割れ　日経平均伸び悩みで連れ安

3日の東京市場でドル円は反落。
昨日米市場で株価が急反発し、先週の暴力的な株安に一旦歯止めがかかったことから、本日の東京市場で日経平均は序盤プラス圏で取引されました。しかし次第に上げ幅を縮小、一時マイナス圏に陥るなど決め手を欠く展開となり、午前は11円高とほぼ前日終値付近の横ばいで終了しています。ドル円も上昇の勢いを失い、9時前につけた108.54を高値に日経平均と歩調を合わせる形で下落、東京時間正午現在は108円を割り込み107.96レベルで取引されています。

ECBのラガルド総裁は、今朝方新型コロナウイルスの急速な拡大の中で景気を下支えするために「適切で的を絞った対応策をとる用意がある」と表明。FRB、日銀に続き積極的な緩和策をとる方針を示唆しました。本日日本時間21時より開催されるG７財務相、中銀総裁の緊急電話会議でコロナウイルスへの対応策が協議される見込みで、G7加盟国の協調的な金融緩和策への期待が高まっています。

テクニカルにはドル円は先週の連日の下落には一旦歯止めがかかったものの、先週末に下抜けた200日移動平均線（本日108.40）に頭を押さえられた形となっています。
市場は本日のG7の結果を見極めるまでは動きにくい状況となっており、本日午後も神経質な展開が続きそうです。
尚、先ほど豪州中銀はコロナウイルスが経済に甚大な影響を与えているとして、政策金利を0.25%引き下げ0.5%とすると発表しました。中銀は状況に応じさらなる緩和の用意があると表明しており、豪ドルは上昇しています。

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