ドル円109円台前半に反落 米経済指標悪化でレジスタンスに届かず(12/20午前)

20日午前の東京市場でドル円は109円台前半での小動き。

ドル円109円台前半に反落 米経済指標悪化でレジスタンスに届かず(12/20午前)

ドル円109円台前半に反落 米経済指標悪化でレジスタンスに届かず

20日午前の東京市場でドル円は109円台前半での小動き。
ドル円は昨日仲値公表前の上昇で109.68をつけたものの、海外時間に入ってからは、度重なるレジスタンス(12/2高値109.73、12/13高値109.71)突破失敗からのドルの見切り売り、米指標の不冴えやそれに伴う米長期金利の低下に一時109.18まで値を下げています。その後アジア時間にかけてやや値を戻し、東京時間11:30現在は109.30-35レベルでの取引です。
為替が円高方向に振れていることで午前の日経平均も軟調。午前の終値は59円安の23,804円と続落しています。

尚、朝方発表された本邦全国CPIは前年比+0.5%と事前予想通り。除く生鮮食料品、エネルギーベースでは+0.8%と事前予想を0.1%上回りました。

テクニカルにはドル円は上記のレジスタンス攻略に失敗して反落、上値の重さを再度確認した形となりました。クリスマス休暇シーズンに入り海外勢を中心に動きが鈍る中、現在の材料を見てもここから再度上値を試す動きとはなりにくいものと思われます。むしろ北朝鮮の「クリスマスプレゼント」が潜在的な円高リスク。NHK等が北朝鮮のミサイル実験場での活発な動きを報じており、要警戒です。

ドル円109円台前半に反落 米経済指標悪化でレジスタンスに届かず

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