G7の結束を示せるか(2016年5月18日)

主要7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁会議

G7の結束を示せるか(2016年5月18日)

ドル円:5月18日のファンダメンタル分析

前日から年初来高値を更新し続けてきたWTI原油先物の動きですが、東京市場では反応薄だったものの株式市場が引ける直前からリスクオン要因として反応し、225先物の上昇と円売りの動きのきっかけとなりました。ドル円は欧州市場で一時109.65レベルまで上昇、ユーロドルは引き続き狭い値幅での取引となっていたこともあり、ユーロ円は124.18レベルの高値を付けました。しかし、欧州市場が始まって早い段階でダウ先物が下落に転じ、NY市場に入ってからもダウが下げる動きは止まらず2日かけての行って来い。為替市場もドル円、ユーロ円とも欧州市場の高値から反転、東京市場の水準へと押してのクローズとなりました。

ドル円:5月18日のテクニカル分析

ドル円は今週末のG7を前に直近高値を上抜ける動きとはなりましたが、引き続き110円の大台は大きな壁となっていて、109円台後半から110円にかけてはドル売りオーダーが並んでいるものと考えられます。G7で円高を懸念するような声明が出て来るとは思えませんが、その先のサミットに向け消費増税先送りや景気刺激策といった話が株式市場を下支えすることとなれば、下値もまた限定的という流れになってくるでしょう。本日は高値更新後に反落した動きを見たこともあり、戻り売りを考える向きも多そうです。109.30レベルをレジスタンスに、108.80レベルをサポートとする流れを見ておきます。

オーダー/ポジション状況

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