ドル円:5月17日のファンダメンタル分析
週明けは早朝市場こそ金曜NYの流れを受けて円高のスタートを切りましたが、前場に株価が上昇する動きに沿って109円間近まで水準を切り上げました。その後、NY市場までは一進一退という流れが続きましたが、WTIが水準を切り上げる中、弱い経済指標を見て株式市場は利上げ思惑後退といった見方をした様子で主要株価が上昇。ダウも一時200ドルを超える上昇を見せ、その動きから為替市場は全般にドル買いの動きとなりました。ドル円は109円台に乗せての引け、ユーロは狭い値幅だったこともあり、ユーロ円が上昇してのクローズとなっています。
ドル円:5月17日のテクニカル分析
ドル円は、明日の本邦GDPそして週末のG7を前に方向感が出にくい流れとなっています。しかし、引き続き110円の大台は遠く、その手前109円台半ばでは戻り売りを考える参加者が多く、108円台前半から109円台前半という直近のレンジを抜け出す流れには無いと考えられます。本日は109円挟みの展開を考え、109.30レベルをレジスタンスに、108.70レベルをサポートとする流れを見ておきます。
オーダー/ポジション状況
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