ドル円108円台前半でもみ合い テーマが欧州に移り一旦様子見(7/24午前)
24日午前の東京市場でドル円は108円台前半で方向感無く推移。昨日の海外市場では発表された米リッチモンド連銀景況指数が予想を大きく下回り、中古住宅販売も予想を下回ったことからドル円は一時108.03まで値を下げる局面もありましたが、108円台を維持。その後、米中貿易協議進展への期待から持ち直す動きとなりました。東京時間11:30現在は108.20レベルでの取引です。昨日欧米主要株価指数が堅調だったことを受け、日経平均午前は107円高の21,7128円で終了しています。
テクニカルにはドル円は昨日の上昇で21日移動平均線をクリア。ただ、上方向は本日108.79レベルの一目均衡表の「雲」の下限が明日以降急低下してくるかたちとなり、また転換線(107.91)と基準線(107.88)もかなり接近中、クロスした場合には「逆転」となることから、一方的なドル買いもイメージしにくい状況です。
一方で今週は、昨日の英保守党党首選結果公表、本日の欧州圏PMI、明日のECB理事会と主要なテーマが欧州に移っており、月末の米利下げも散々ここまで材料として揉んだ挙句、ほぼ織り込みを完了していることから、ドル円は小休止状態。木曜のECB理事会が終了した後、26日金曜の米第2四半期GDPや個人消費あたりまでは、大きな動きとはなりにくそうです。
ドル円日足
オーダー/ポジション状況
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