中間選挙前のドル高(11/1)

市場参加者の多くが6日に控えた米国中間選挙に注目していることと思います。

中間選挙前のドル高(11/1)

中間選挙前のドル高

明日の雇用統計は大きな材料になるとは思っていませんが、雇用統計前後にドルが高値をつけやすいというアノマリーに日柄としては気にしてはいます。それ以上に現状では市場参加者の多くが6日に控えた米国中間選挙に注目していることと思います。

詳細は来週の週報に譲りますが、コンセンサスは民主党が下院で過半数を取り、上院の共和党とねじれが生じるというものです。短期的な可能性としては株式市場も為替市場も売りで反応しやすい条件と考えています。おそらく、ストラテジストの多くもそのような見方をすると思いますが、足元の動きは株高、ドル高とどうもしっくりときません。

これは、下院で共和党が過半数を維持したままというポジティブ・サプライズを期待しているのかもしれないな、と思うようになってきました。しかし、そうであるとすれば、コンセンサスの結果を見た時には逆に売りの勢いが強まる可能性があります。

下のドル円週足チャートをご覧ください。

中間選挙前のドル高

ラインマーカーは114.50〜115.00に塗ってありますが、ここ2年はこのゾーンが明確にドル安への反転レベルとなっていることがわかります。10月高値の114.55、個人的には既にドル高値を見てしまった可能性が高いと思っています。

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