リスク資産が引き続き売られ(2016年1月8日)

中国経済の減速と

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リスク資産が引き続き売られ(2016年1月8日)

ドル円:1月8日のファンダメンタル分析

テーマ: リスク資産が引き続き売られ、円の売り持ちを解消する動きが継続

前日に続き中国の動向が相場を支配しました。人民元安誘導をきっかけに中国株式市場が急落しサーキットブレーカーが発動されるとリスクオフ一色となり、日経平均は続落、ドル円は118円を割り込み欧州市場序盤には117.33レベルの安値を付けました。前日と異なったのは、ダウ先物の夜間取引が大幅安、原油先物もリーマンショック後の安値を更新し期近で32.10ドルを付けたことでとドルが全面安。特にそれまで上値の重かったユーロドルの買い戻しが目立つ展開となりました。ドル円や株式市場はNY市場に入りいったんは調整も見られましたが引けにかけては再び弱含んでのクローズとなりましたが、本日は米国雇用統計の発表もあり神経質な連休前相場となりそうです。

ドル円:1月8日のテクニカル分析

ポイント:重要な節目示現に至っていなく、下値攻めに達成感も見られません

ドル円は、10月安値をあっさりと割り込み終値ベースでも117円台とこれまで強いサポートとなっていた118円台前半を下抜けたことで、テクニカルに非常に悪い地合いとなってきました。仮に雇用統計で良い数字が出て買い戻されたとしても、戻り売りでしばらくはドル安の流れが継続しやすいチャートとなっています。中国の人民元相場、そして株式市場が始まる時間帯には要注意であるものの、本日はサーキットブレーカーも取り下げられたこともあって、落ち着きを取り戻す動きとなりそうです。本日(雇用統計まで)は、117.40レベルをサポートに、118.00レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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