どちらにも振れ易い不安定な局面(2016年1月7日)

FOMC議事録では、

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どちらにも振れ易い不安定な局面(2016年1月7日)

ドル円:1月7日のファンダメンタル分析

テーマ:為替相場はどちらにも振れ易い不安定な局面

東京市場が始まるとすぐに株価、ドル円ともに下げるリスクオフ相場となりました。中国株自体は底堅い動きをしていたものの人民元安誘導の動きに対して、昨年夏の人民元切り下げから始まった一連のチャイナショックを連想させた動きと言えます。また北朝鮮が核実験を行ったことも株式市場の重石となりましたが、ドル円は朝方水準を切り下げて以降は118円台前半で身動き取れない一日となりました。ADP全国雇用者数も予想よりもかなり強い数字が出ましたが一時的なドル買いに留まり、NY後場に公表されたFOMC議事録にも反応薄のまま一日を終えています。ユーロドルもNY後場まで1.07台前半で様子見状態となっていましたが、引けにかけてユーロポンドの買いが出たことで、1.0800レベルまで上昇後やや押してのクローズとなりました。

ドル円:1月7日のテクニカル分析

ポイント:NY終値で118.00を割り込まない限り、118台前半は買い場と見ます

ドル円は、朝の急な下げのインパクトが強く、その後市場参加者は方向感を定めにくい一日となりましたが、明日の米国雇用統計を控え、新たなリスクオフ材料が出なければ今日はドルの買い戻しが出やすい一日となりそうです。昨年8月のドル円急落以降の安値が118円を割り込まなかったことや、近いところでは10月安値も118.07レベルで反発したことからNY終値で118円を割り込まない限り、引き続き118円台前半は買い場と考えます。本日も基本的には同様の動きを考え、118.30レベルをサポートに、118.90レベルをレジスタンスとする流れを見ておきます。

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